つじるの忘れんぼ鉄道

DCC自動運転で秋葉原にあった交通博物館のジオラマを目指すブログ

「arduinoで楽しむ鉄道模型」買ってみた(1)

製品

自分にとってタイムリーな話題だったので、買ってみた。

bit-trade-one.co.jp

購入したお店

書籍と基板のセットが、秋葉のツクモロボット館で売っているとのことで、DSShield用のArduino UNO購入のついでに買ってしまった。基盤は、自分での組み立て(ハンダ付け)が必要なキット版と、完成済み版が販売されている。キット版が欲しかったけどすでに売り切れていたので、完成版を購入。

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基盤仕様に以下記載があり、Aruduino をさわったことの無い時点では互換があるのか無いのか意味不明だった。

Arduino互換マイコンArduino機能互換)*ピン互換ではない)⁠

今となっては、シールド用のピン互換は無いよ、という意味であると理解。

 

IDEインストール

書籍の内容に従い、Arduino IDE 1.8.5 をダウンロードしてインストール。

ここからが、ちょいと大変だった。と言うのも、書籍は「Arduino UNO R3」+ブレッドボード を前提とした記載だが、セット販売の基盤はマイコン機能としては Arduino UNO互換だけど、初心者からすると見た目が全く違う別物であり、どう接続すれば動くのか分からなかった。

最初に悩んだのが、USB-シリアルケーブルの端子接続。書いてある端子名が微妙に異なっていて悩んだ。

●USB端子側
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●基盤側
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端子接続の正解は製品の紙仕様書に以下の通り書かれているけど、微妙に違うので「DTR」と手書きしたのが実際の基板上の端子名です。

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正常にUSB接続できると、Windows のデバイスマネージャ上で「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM4)」と認識された。

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書籍上では、通常のUNO利用を前提としているので、「Arduino UNO (COM*)」と表示されるか確認しよう、となっている。初心者的にこれでもうパニック。

とはいえ、IDE上でもCOM4として正常に認識されているようなので、これでOKなのだろうと思うことにした。

 

専用キットと通常Arduino UNO との違いを覚える

書籍P.20からは、IDEのサンプルスケッチ「Blink」でLEDをチカチカさせてみよう、となっている。しかし専用キットには、このスケッチで制御する「LED_BUILTIN」LEDが無いので、スケッチ書き込み後も無反応。初心者的には、この時点でもう何かが壊れているに違いないと思い始める。

ただ、落ち着いて書籍をよく読んでいくと、以下のように記載されている。(P.35)

LED_BUILTIN は13番ピンと同じ働きをしている

なので、下図のようにマイコンの「D13」端子とLED1の「A」端子を赤いコード、マイコンの「GND」端子とLED1の「K」端子を黒いコードでつなぐと、おーー光った!ゆっくり点滅してる。

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これが世にいう「Lチカ」(LEDがチカチカ)。

 

Part2の明るさセンサーは、以下の結線で動作した。

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  • マイコンの「A0」端子と、SPIN_ANALOG-OUTの「CdSOUT」端子:青ケーブル
  • 電源・GNDの「5V」端子と、SPIN_ANALOG-OUTの「5V」端子:赤ケーブル
  • 電源・GNDの「GND」端子と、SPIN_ANALOG-OUTの「GND」端子:黒ケーブル

スケッチの勉強には便利

ここまでを書籍と実機で遊んでいると、スケッチの基本ルールがある程度分かってくる。構文についても、1行単位の説明があるのでかなり分かりやすい。スケッチってこんなにも気軽に書き換えてもよいのかーと知れたり。

残りのパートについては、サーボモータやそれ用のACアダプタを用意する必要があるので、ゆっくりと進めていこうかな。サーボモータなんて言葉を聞くのは、中学生の頃にラジコン作ったとき以来だな。。

 

今後の活用方針

各種センサーや処理結果をもとに、なんらかの処理が実行できることが分かってくると、今後何にArduinoを使おうかと考え始める。

将来、「鉄道の一日」的なシナリオの自動運転をする場合に、DCCによる車両制御とは別枠で、arduinoと各種センサー、モータ、LEDを組み合わせて朝,昼,晩を表現することができそう。

 

おわり