(HO)KATOヨ8000のDCC化(ワンコインデコーダ)
こんにちわ。
少しずつ涼しくなってきたおかげで、エアコンの無い"俺の部屋"においても、模型工作やPC作業が楽になってきました。
ということで久しぶりの工作です。子供時代によく読んでいたTOMIXカタログでよく見ていたヨ8000ですが、今回買うまでヨ8000という名前であることを知りませんでした。けど貨物列車といえばこれとワムだったなぁ。「かもつれっしゃのワムくん」みたいな絵本をよく読んでいた記憶が。。。
とりあえず分解
ということで開封。よくできてます。
床下側はこんな感じ。
ボディを外した状態。ボディはとてもとても外しづらく、強引にグワッ!っと外したら、すぐ脇にある手摺りパーツにダメージ与えちゃいました。皆さんも気をつけてください。(屋根だけ外してからボディを外すのが良いらしい?)
見ての通り、テールライト用にコンデンサが搭載されています。アナログでの走行は試してませんが、DCC化後の集電性能を見る限り、二軸車なのでコンデンサは必須な印象です。
床と基板を外したとこ。ウェイトと集電板と集電バネ。バネは無くさないようにね!
手摺り周りのパーツを外したとこ。テールライト基盤です。同じものが逆側にもあります。
DCC化の方針
今回は以下の方針でDCC化していきます。
ワンコインデコーダで、ヘッドライト/テールライトと室内灯を個別に制御するには、下記ワンコサイトの「ファンクション機能利用例 その3」に記載されている配線にします。
まず、塗装してみる
室内灯をいれると、内部が真っ白で味気ない映えとなるので塗装してみます。
マスキングって大変ですね。。。
手摺りの白い部分と、内部の椅子を青く塗りました。
今回はファレホという塗料を使いました。臭いがしないわ、水で洗えるわですごい便利。
ワンコインデコーダでDCC化
前述の「ファンクション機能利用例 その3」配線を前提に、不要な箇所を絶縁します。
こちらは裏側。
標準搭載されているコンデンサや抵抗は全部取っ払って、車輪側から集電された電気を赤/黒コードでハンダして、デコーダへ入力するために基盤上側へ伸ばします。
こんな感じで上面へ。
標準のテールライト基盤は車両の両側にあります。いわゆる両極性基盤なので、進行方向というか流れてくる電流の極性によって、進行方向後ろ側となる片側のみ点灯するようになってます。ですので、両側それぞれにCRDを追加しました。
テールライトの配線は、ワンコだと本来はモータ出力の端子を使うので、そちらに接続します。
念のため、ウェイトを絶縁。テールライト基盤から出てくる板を切り落とします。結論からいうと、短く切り過ぎました。溝がある範囲まで残したほうがいいです。でないと、板上にハンダを盛るため、上に設置されるプラパーツが干渉してしっかりハマらなくなります。
こんな感じでハンダを盛りましたが、見事にパーツがあたってしまってました。
もともとコンデンサ等があった場所(トイレ)にデコーダとそれ用のコンデンサを設置します。
こんな感じで。
これは室内灯です。砲弾LEDとCRDをそのままつなげて…
ワンコデコーダにハンダ付けします。
他の配線もハンダ付けしていきます。
「ファンクション機能利用例 その3」用のCV設定を書き込んだ後、動作確認です。ちゃんと点灯しました。
2軸車で集電がよろしくないので、トマランコンデンサ回路をつかってみました。
トイレスペースに入れたかったので、「25V 470μF」のものにしました。ただなんかいまいちなので、スペースに余裕があれば1000μFを推奨します!
コンデンサをつなげた状態。
上で、板短く切り過ぎたってやつですが、このパーツがあたるんです。
ヨコから見るとこんな感じで浮いて隙間できちゃってる。
なので、切り取った板をハンダでくっつけ直して延長しました。
もろもろ対処したのち、コンデンサもトイレ内にぶち込んだ状態です。
屋根を外した状態のボディを、デコーダと室内灯が干渉しないように付けます。
屋根も設置して、無事完了!
以上です